勝峰神社(読み)かつぼうじんじや

日本歴史地名大系 「勝峰神社」の解説

勝峰神社
かつぼうじんじや

[現在地名]日の出町大久野

岩井いわいにある。祭神は「風土記稿」では子聖とするが、現在は大国主命を祀る。寛保二年(一七四二)縁起訴訟一札(岩井院文書)によると、天正三年(一五七五)曹洞宗岩井がんせい院が開山、九山整重により大般若十六善神のうち倶毘羅大将を勧請したのが始まりという。倶毘羅大将は子聖と同体であるため権現とよばれて信仰された。勝峰山の岩の下に小祠として祀られていたが、寛保元年頃からにわかに参詣人が増えたため、宮の脇みやのわきへ新たに宮殿造の小祠を江戸から調えてきて祀った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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