勝手作り(読み)かってづくり

精選版 日本国語大辞典 「勝手作り」の意味・読み・例文・類語

かって‐づくり【勝手作・勝手造】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 田畑に主穀以外の農作物を任意に作ること。江戸時代には本田畑に藍(あい)、綿、煙草、藺(い)などの商品作物を作ることを禁じられていたが、時代がくだるにつれてこの禁は守られなくなり、任意に作らせた収益高に見合う年貢を取り立てる領主が多くなった。かってさく。
    1. [初出の実例]「藺田は勝手作につき、検見の節稲の上毛並に合付致す」(出典:地方凡例録(1794)二)
  3. 役所の許可を得ないで、酒類などを自分の都合のままに作ること。
    1. [初出の実例]「北国の内酒造株の拝借を再願する者有り。貸付すべきに因り、公料・私領・社寺領等の勝手造を禁ず」(出典:大日本租税志(1882‐85))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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