故事成語を知る辞典 「勝敗は兵家の常」の解説 勝敗は兵家の常 戦いというものは、勝つ時もあれば負ける時もある、ということ。 [使用例] 勝敗は兵家のつね。敗るるも次の勝ちを期しておればご苦慮にも及びません[吉川英治*三国志|1939~43] [由来] 「旧唐書―憲けん宗そう紀」に見える話から。八一六年、中国の唐王朝のある武将が、作戦の連絡ミスから大敗を喫したことがありました。このとき、皇帝の憲宗は、撤退を提案する大臣に対して、「勝負は兵家の常勢なり(勝ち負けは兵法家にはつきものだ)」と述べ、態勢を立て直すように命じたのでした。 出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報 Sponserd by