勝概(読み)ショウガイ

精選版 日本国語大辞典 「勝概」の意味・読み・例文・類語

しょう‐がい【勝概】

  1. 〘 名詞 〙 すぐれた景色。勝景。
    1. [初出の実例]「景気雖異。勝槩惟同者也」(出典本朝文粋(1060頃)九・宇治別業即事詩序〈大江以言〉)
    2. 「峡下の水は、余勢沫を漂し、深潭となりて流逝す、是米利堅瀑の勝概なり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    3. [その他の文献]〔李白‐姑熟亭序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む