勢見山(読み)せいみやま

日本歴史地名大系 「勢見山」の解説

勢見山
せいみやま

山から南に続く山の南端一帯をさす名称。南西部にある勢見山は標高一〇九・四メートル。山頂付近に勢見山古墳北東山腹忌部いんべ神社、山麓金刀比羅ことひら神社、北麓に観音寺がある。山名は源義経が勝浦かつうらに上陸し、軍勢を接見した地の意に由来するという。もとの勢見山は現徳島市勝占かつうら町の勝占かつら神社のある鉢伏はちぶせ山のことをいった(「勝占神社旧跡之事」続徴古雑抄)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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