デジタル大辞泉 「勲し」の意味・読み・例文・類語 いさお・し〔いさをし〕【▽勲し/▽功し】 [形シク]1 勇ましい。雄々しい。「里坊さとまちの百姓おほむたからの清く正しく―・しき者を取りて充てよ」〈孝徳紀〉2 勤勉である。「其れ如此これらの人は皆君に―・しきこと無く」〈推古紀〉3 功績がある。手柄がある。「天皇すめらみこと、厚く野見宿禰のみのすくねの―・しきを賞めたまふ」〈垂仁紀〉 いさおし〔いさをし〕【▽勲し/▽功し】 《形容詞「いさおし」の名詞化か》「いさお」に同じ。「―をたたえる」「此難事業に全然の―収め得たる画工が」〈漱石・草枕〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例