勲官(読み)くんかん(くわん)(その他表記)Xun-guan; Hsün-kuan

普及版 字通 「勲官」の読み・字形・画数・意味

【勲官】くんかん(くわん)

軍功による官称。唐代には上柱国より騎都尉・武騎尉など十二等あり、明代に文勲武勲の二系に分かった。〔旧唐書、職官志一〕勳官は、・齊戰の際に出づ。本(もと)以て戰士に酬ゆ。其の後漸くぶ。階の外、を爲す。~隋のに之れを損す。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「勲官」の意味・わかりやすい解説

勲官
くんかん
Xun-guan; Hsün-kuan

中国官制。有功者を賞する官位意味。勲官が成立したのは唐代で,上柱国以下 12等級があったが役職はなく,そのため次第に権威を失った。この制度は宋,元,明にも受継がれたが,明代に武勲と文勲に分れた。清代に廃止

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