勾張り(読み)コウバリ

デジタル大辞泉 「勾張り」の意味・読み・例文・類語

こう‐ばり〔コウ‐|カフ‐〕【勾張り/甲張り】

家などが傾いたり倒れたりするのを防ぐためにあてがう材木。つっかい棒。
掘った穴の土留めの板が倒れないようにあてがう材木。
かばいだて。あと押し。
「あんまり母があいだてない、―が強うていよいよ心が直らぬ」〈浄・油地獄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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