化学トレーサ(読み)かがくトレーサ(その他表記)chemical tracer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「化学トレーサ」の意味・わかりやすい解説

化学トレーサ
かがくトレーサ
chemical tracer

海水の流れや,海水中で起こっている反応過程を調べるために用いられている指標のこと。海水の温度塩分密度ほか重水素,重酸素等の物質も使われている。放射能を持つトレーサは,時間スケールも調べられまた微量でも測定できる特徴を持つ。また一時的に供給されるトレーサは,濃度が時間とともに変化するため輸送量の測定に使える。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む