デジタル大辞泉 「化楽天」の意味・読み・例文・類語 けらく‐てん【化楽天】 仏語。六欲天の第五。この天に生まれた者は自ら妙楽の境地をつくり出して楽しみ、八千歳の寿命を保つといわれる。化天。化自楽天。楽変化天。化自在天。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「化楽天」の意味・読み・例文・類語 けらく‐てん【化楽天】 〘 名詞 〙 ( [梵語] nirmāṇarati の訳語 ) 仏語。六欲天の一。地上から数えて第五番目の天。この天は、欲するものを化作して楽しませるとされ、長寿で、端正で、楽しみが多い世界とされる。人間の八百歳を一日として八千歳の寿命を保つという。楽変化天(らくへんげてん)。化天(けてん)。[初出の実例]「従二四大天王一以下。列二欲界第一天一。従二自在天一以下。列二第五化楽天一。大自在天。列二第六他化自在天一」(出典:法華義疏(7C前)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例