…この天上の父神という性格は,一般に遊牧民族に固有の家父長的・父権的な社会構成にもとづくとされ,ユダヤ教,キリスト教,イスラム教などにみられる天上の唯一神の信仰形式をも方向づけることになった。 仏教では兜率(とそつ)浄土のように天上に極楽を想定する世界観が発達したが,しかし同時に,たとえば六欲天のように天界の領域をさまざまに区分して,そこに迷いの世界を設定しているのであって,天はかならずしもそれ自体として崇拝の対象とされたのではなかった。日本の神話においては,海上のかなたに想像された常世(とこよ)の国の考え方と並んで,天上に高天原(たかまがはら)(高天原神話)をおく観念が成立し,そこには数多くの天津神(あまつかみ)が存在すると考えられた。…
※「六欲天」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加