化鳥(読み)ケチョウ

デジタル大辞泉 「化鳥」の意味・読み・例文・類語

けちょう【化鳥】[書名]

泉鏡花小説。明治30年(1897)、文芸雑誌「新著月刊」に掲載。著者初の口語体による小説で、全編が橋のたもとの番小屋母親二人で暮らす少年による語りとして書かれている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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