北丘古窯跡群(読み)きたおかこようせきぐん

日本歴史地名大系 「北丘古窯跡群」の解説

北丘古窯跡群
きたおかこようせきぐん

[現在地名]多治見市北丘町

多治見盆地の西、華立はなたて山東麓の丘陵に分布する八世紀前半から一四世紀にかけての古窯跡群。近辺には大針おおはり大原おおはら白土原しらつちばらなどの古窯跡群がある。当古窯跡群には約三〇基の窯跡があり、昭和五四年(一九七九)より一七基について発掘調査が行われた。このうち二基は須恵器窯、五基が灰釉陶器窯、九基が山茶碗窯、一基が炭焼窯である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む