日本歴史地名大系 「北之入池」の解説 北之入池きたのいりいけ 長野県:上田市塩田地区平井寺村北之入池[現在地名]上田市大字富士山現上田市大字富士山二(ふじやまふた)つ木(き)峠の西麓にあり面積約七・八ヘクタール、最深六メートル、貯水量約二五万立方メートル。貯水量ではこの地方第二の溜池である。現上田市大字富士山の北半分の水田がこの池の灌漑にたよっている。元和八年(一六二二)の東松本(ひがしまつもと)村の年貢免状に「高三百四拾九貫 五百四十弐文 東松本(中略)弐貫文ノ内壱貫文 せぎ免 一弐貫三拾文池に成 四百文ノ内一、弐百文池免」とあり、二貫三〇文の土地が池になったことを記している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by