北光社農場(読み)ほつこうしやのうじよう

日本歴史地名大系 「北光社農場」の解説

北光社農場
ほつこうしやのうじよう

明治三〇年(一八九七)、高知県からクンネップ原野に入植した北光社移民団が開いた農場。北光社はキリスト教精神に基づく新しい村を北海道で開くことなどを目ざして結成され、初代社長坂本直寛(坂本龍馬の甥)は共和制の政治思想を主張したキリスト教者で、自由民権運動で活躍した。そのほか土居勝郎・片岡健吉らが参加していた。明治二八年には同社の社員二名が上常呂かみところ原野一帯視察を行い、同三〇年五月、副社長沢本楠弥が高知県から小作移民一一二戸を率い入地した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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