北吸谷村(読み)きたすいだにむら

日本歴史地名大系 「北吸谷村」の解説

北吸谷村
きたすいだにむら

[現在地名]加西市吸谷町

はた村の南に位置し、中播丘陵の北西部に立地する。東西に走る山崎やまさき断層の低地帯に面し、北西部から南部にかけて丘陵が取囲む。南は南吸谷村。文禄四年(一五九五)八月一七日の豊臣秀吉知行方目録(木下家文書)に「すい谷村」とみえ、木下家定は豊臣秀吉から同村の一五石余などを宛行われている。慶長八年(一六〇三)一〇月六日、高木善右衛門は池田輝政から「北すい谷村」一九七石余など都合八〇〇石を宛行われている(「高木間家譜」鳥取県立博物館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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