北村銀太郎(読み)キタムラ ギンタロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「北村銀太郎」の解説

北村 銀太郎
キタムラ ギンタロウ


肩書
末広亭席亭

経歴
東京落語界の“御意見番”的存在で、新宿の町をこよなく愛し、若手のはなし家にはあたたかい大だんなでもあった。昭和53年三遊亭円生一門が集団で落語協会を脱退して落語三遊協会を結成した騒ぎの時は、協会を飛び出したヤツは高座に上げぬと一喝する一方、その調停に当たった。

没年月日
昭和58年 10月3日 (1983年)

家族
娘=杉田 恭子(末広亭社長),孫=北村 幾夫(末広亭席亭)

伝記
続 聞書き・寄席末広亭―席主・北村銀太郎述 冨田 均 著(発行元 平凡社 ’01発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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