北条春光(読み)ホウジョウ ハルミツ

20世紀日本人名事典 「北条春光」の解説

北条 春光
ホウジョウ ハルミツ

昭和期の法医学者 九州大学名誉教授。



生年
明治31(1898)年5月4日

没年
昭和46(1971)年9月14日

出生地
埼玉県

学歴〔年〕
東京帝国大学医学部〔大正13年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔昭和5年〕

主な受賞名〔年〕
日本法医学会賞,警察協力賞,西日本文化賞,従三位勲二等

経歴
大正15年長崎医科大助教授、昭和9年教授、15年九州帝大教授。36年退官し名誉教授、41年まで日本医科大教授。法医学的現場検査の権威として法務大臣感謝状や多くの賞を受けた。著書に「法医学全書」「犯罪捜査の法医学」「法医学夜話」「法医学」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北条春光」の解説

北条春光 ほうじょう-はるみつ

1898-1971 昭和時代の法医学者。
明治31年5月4日生まれ。長崎医大教授をへて,昭和15年九州帝大教授となる。のち日本医大教授。金属,毒物などの蛍光分析,分光分析法をわが国ではじめて手がけた。昭和46年9月14日死去。73歳。埼玉県出身。東京帝大卒。著作に「法医学全書」「犯罪捜査の法医学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android