北条盛房(読み)ほうじょう・もりふさ

朝日日本歴史人物事典 「北条盛房」の解説

北条盛房

没年永仁5.7.9(1297.7.29)
生年仁治3(1242)
鎌倉後期の六波羅探題。政氏の子。丹波守。弘安9(1286)年引付衆に加えられ,翌年評定衆となる。正応1(1288)年六波羅探題南方に就任し,永仁5(1297)年まで在京していた。この間,浅原為頼の伏見天皇暗殺未遂事件などがあった。鎌倉に下向後間もなくして没した。

(森幸夫)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北条盛房」の解説

北条盛房 ほうじょう-もりふさ

1242-1297 鎌倉時代武将
仁治(にんじ)3年生まれ。北条政氏(まさうじ)の子。引付衆,評定衆をへて弘安(こうあん)11年六波羅(ろくはら)探題南方となる。永仁(えいにん)5年7月9日死去。56歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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