チャガタイ(その他表記)Chaghatai

デジタル大辞泉 「チャガタイ」の意味・読み・例文・類語

チャガタイ(Chaghatai)

[?~1242]チャガタイ‐ハン国創始者。在位1227~1242。チンギス=ハンの第2子で、父の征討や大西征に従軍。弟のオゴタイモンゴル帝国帝位につけ、長老としてその政治補佐。自らはイリ地方を領有した。

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精選版 日本国語大辞典 「チャガタイ」の意味・読み・例文・類語

チャガタイ

  1. ( Chaghatai ) 一三世紀、中央アジアに建てられたチャガタイ汗国の創始者(在位一二二七‐四二)。ジンギスカンの第二子。弟のオゴタイを助け、蒙古帝国の長老として厳格な政治を行ない、イリ川からシルダリヤ流域に達する地域を支配した。一二四二年没。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「チャガタイ」の解説

チャガタイ
Chaghatai

?~1242(在位1227~42)

チンギス・カン次子。第1次対戦争に参加モンゴル西征ではホラズム・シャー朝の旧都ウルゲンチを攻略。弟オゴデイを大カアンに推挙,補佐した。イリ川流域にチャガタイ・ウルスを創設する一方,帝国臣民に法令ジャサク(ヤサ)を厳守させた。

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旺文社世界史事典 三訂版 「チャガタイ」の解説

チャガタイ
Chaghatai

?〜1242
チャガタイ−ハン国の創設者(在位1227〜42)
チンギス=ハンの第2子。父に従って各地に遠征し,弟のオゴタイをハン位に推して,その政治を補佐した。法令に厳格で,中央アジアのイスラーム教徒から恐れられた。

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