北画(読み)ホクガ

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「北画」の解説

北画(ほくが)

北宗画ともいう。中国の一画風。南画に対するものであるが,元末の文人画なかから成立した南画のような様式概念ではなく,文人画に対する院体画,特に南宋画院およびその継承者である明の浙派(せっぱ)の画を漠然とさす。

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改訂新版 世界大百科事典 「北画」の意味・わかりやすい解説

北画 (ほくが)
Běi huà

北宗画(ほくしゅうが)

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世界大百科事典(旧版)内の北画の言及

【北宗画】より

…中国絵画における画派の一つ。北画ともいう。南宗画と対をなす概念で,明末万暦(1573‐1619)のころ,董其昌や莫是竜ら華亭(今の上海市)の画家たちによって唱えられたいわゆる尚南貶北の論によって,宮廷画院系の職業画家たちの画が北宗画と呼ばれてけなされたのである。…

※「北画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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