北磯・南磯(読み)きたいそ・みなみいそ

日本歴史地名大系 「北磯・南磯」の解説

北磯・南磯
きたいそ・みなみいそ

男鹿半島の北部海岸から西海岸にかけての地域を北磯、南部海岸を南磯と呼称する。

文化期(一八〇四―一八)の成立と推定される御直山木山絵図(山口一郷氏蔵)に「北磯之由、北浦村水口村・野村・湯本村・黒崎村・北平沢村・戸賀村・畑ケ村・浜間口村・浜野塩谷村・塩戸村・浜中村・賀茂村・青砂村・石神村・谷地中村」の一六ヵ村をあげる。これらの村々は「古来よ真山諸堂御建立御用御駅歩伝馬北磯御蔵郷千石ニて相勤参候所」(同絵図)という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android