北羽鳥村(読み)きたはどりむら

日本歴史地名大系 「北羽鳥村」の解説

北羽鳥村
きたはどりむら

[現在地名]成田市北羽鳥・北部ほくぶ南部なんぶ

南羽鳥の北に位置し、西は興津おきつ(現栄町)。もとは南羽鳥村とともに羽鳥郷と称された。文禄三年(一五九四)検地帳(伊藤家文書)に香取郡埴生はぶ北方きたかた之郷とある。初め佐倉藩領で、寛文三年(一六六三)幕府新田開発などを目的とした政策により幕府領となり、元禄一一年(一六九八)には旗本の安藤・土岐・高井・坂部・大河内・渡辺六氏の相給。同一四年再び佐倉藩領、享保八年(一七二三)以降は山城淀藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android