匡済(読み)キョウサイ

デジタル大辞泉 「匡済」の意味・読み・例文・類語

きょう‐さい〔キヤウ‐〕【×匡済】

[名](スル)悪をただし、乱れをすくうこと。
「泰西流の政理をもってこれを―する」〈陸羯南近時政論考

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「匡済」の意味・読み・例文・類語

きょう‐さい キャウ‥【匡済】

〘名〙 悪をただし、救って善導すること。悪事をただし、世の乱れを救うこと。
※本朝文粋(1060頃)四・為昭宣公辞摂政第一表〈菅原道真〉「職致大臣。効無匡済」 〔魏志‐趙儼伝〕

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普及版 字通 「匡済」の読み・字形・画数・意味

【匡済】きよう(きやう)さい

ただしすくう。〔論衡、対作〕人の經を作り傳記をはすは、俗を匡濟して、民を驅りて實に之(ゆ)き歸せしめんとなり。

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