デジタル大辞泉
「匪躬」の意味・読み・例文・類語
ひ‐きゅう【×匪×躬】
《「易経」蹇卦の「王臣蹇々す。躬の故に匪ず」から》わが身を顧みず、主君または国家のために忠節を尽くすこと。匪躬の節。
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ひ‐きゅう【匪躬】
〘名〙 (「匪」は「非」と同じ。「易経‐蹇卦」の「六二、王臣蹇蹇、匪二躬之故一」による) わが身を顧みないで主君のためまたは国のために忠義を尽くすこと。
※
菅家文草(900頃)一二・為藤相公、亡室周忌、法会願文「匪躬之中、于
レ今未
レ得
レ与
二其善
一」 〔風俗通‐正失〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「匪躬」の読み・字形・画数・意味
【匪躬】ひきゆう
身の利害を顧みない。〔易、蹇、六二〕王臣蹇蹇(けんけん)たり。躬(み)の故に匪(あら)ず。字通「匪」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報