医薬基盤研究所（読み）いやくきばんけんきゅうじょ

日本大百科全書(ニッポニカ)

医薬基盤研究所
いやくきばんけんきゅうじょ

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所を構成する研究所の一つ。医薬品および医療機器などの開発に必要な基盤技術を研究する機関である。英語名はNational Institute of Biomedical Innovation、略称はNIBIO。2005年（平成17）、国立医薬品食品衛生研究所大阪支所をおもな母体とし、国立感染症研究所と独立行政法人医薬品医療機器総合機構それぞれの組織の一部が統合して創設された。さらに2015年4月、独立行政法人国立健康・栄養研究所との統合により医薬基盤・健康・栄養研究所となり、同研究所内の組織の一つとなった。所在地は大阪府茨木(いばらき)市彩都(さいと)あさぎ。

［編集部　2017年6月20日］

[参照項目] | 医薬基盤・健康・栄養研究所 | 医薬品医療機器総合機構 | 国立医薬品食品衛生研究所 | 国立感染症研究所 | 国立健康・栄養研究所

出典　小学館　日本大百科全書(ニッポニカ)