十二天供(読み)ジュウニテング

デジタル大辞泉 「十二天供」の意味・読み・例文・類語

じゅうにてん‐ぐ〔ジフニテン‐〕【十二天供】

密教で、壇の中央四臂しひ不動尊を安置し、その周囲十二天を配置して行う修法

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精選版 日本国語大辞典 「十二天供」の意味・読み・例文・類語

じゅうにてん‐ぐジフニ‥【十二天供】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。密教で、護摩壇の中央に四臂の不動尊を安置し、その周囲に十二天を配置して行なう修法。諸鬼神の障難を除くため、十二天を供養するもので、大法を修する時などに、ともに行なわれる。〔参天台五台山記(1072‐73)〕

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