十勢村(読み)じつせむら

日本歴史地名大系 「十勢村」の解説

十勢村
じつせむら

[現在地名]丹波町字実勢じつせ

蒲生こもう村・坪井つぼい村・高屋たかや村の東に位置する広大な村。四周を山に囲まれ村の大部分山地であるが、北と東が高く、南と西は丘陵地である。中央部に小河川が北西流し高屋川に注ぎ、川沿いに田地が開ける。集落は小川に近い丘陵性台地にあって、東と西に集まっている。上流側の集落を上十勢、下流側を下十勢と称する。東は上胡麻かみごま村・大戸おおど(現日吉町)、南は上野うえの村、北は黒瀬くろぜわらびの各村。

年号は不明だが、室町時代のものと思われる蜷川家文書断簡に、「丹波山内庄八ケ村 小川殿御料」のうちとして「十勢村」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む