日本歴史地名大系 「千代ヶ岱町」の解説 千代ヶ岱町ちよがたいちよう 北海道:渡島支庁函館市旧函館区地区函館千代ヶ岱町[現在地名]函館市千代台町(ちよがだいちよう)昭和六年(一九三一)九月に設定された町で、中島(なかじま)町の東に位置する。それまで函館区大字亀田村(かめだむら)の字であった千代ヶ岱の中心部を町域とした(函館市字地番改正調書)。町名由来は明確ではないが、文化五年(一八〇八)、幕府から蝦夷地の警備を命じられた仙台藩が、陣屋を築いた地であったことによるか。「松前紀行」には「亀田村より山手三丁許りに千代が台と云あり、昔仙台侯の陣屋跡なりと云て今に土居など存せり」と記されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by