千代台公園(読み)ちよがだいこうえん

日本歴史地名大系 「千代台公園」の解説

千代台公園
ちよがだいこうえん

[現在地名]函館市千代台町

昭和二四年(一九四九)に緊急失業対策法による失業対策事業の一環として北海道・函館市によって整備に着手された公園。野球場は同二六年に、陸上競技場は同三七年に完成し、現在は弓道場・庭球場なども備えた総合運動公園となっている。野球場は平成六年(一九九四)に改修工事を終え、両翼九九・四メートル、中堅一二二メートル、入場定員二万人の新球場(愛称オーシャンスタジアム)となった。同球場の脇には社会人野球の函館太洋(オーシャン)倶楽部のキャッチャーとして活躍した久慈次郎銅像がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android