千代萩(読み)せんだいはぎ

精選版 日本国語大辞典 「千代萩」の意味・読み・例文・類語

せんだい‐はぎ【千代萩・先代萩・仙台萩】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 マメ科の多年草。北海道・本州・四国・九州の砂地の海岸に生えるが、時には観賞用に栽培もされる。茎は高さ四〇~八〇センチメートル。葉は互生し卵形托葉(たくよう)をもち、倒卵形または広楕円形の三個の小葉からなる。五~八月、枝の先端に長さ二五ミリメートルの濃黄色の蝶形花を多数総状につける。果実は長さ八センチメートルぐらいの扁平な莢果(きょうか)で、一二~一五個の種子を含む。《 季語・春 》 〔俳諧・毛吹草(1638)〕
  2. [ 2 ] ( 先代萩 ) 歌舞伎脚本・浄瑠璃伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」の通称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「千代萩」の解説

千代萩 (センダイハギ)

学名Thermopsis lupinoides
植物。マメ科の多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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