千住ねぎ(読み)せんじゅねぎ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「千住ねぎ」の解説

千住ねぎ[葉茎菜類]
せんじゅねぎ

関東地方東京都の地域ブランド。
千住付近(現在の荒川区足立区にまたがる地域)にあった古い熊手ねぎや砂村ねぎなどから選抜改良してつくりだした品種を総称して、千住ねぎと呼ぶ。本格的な生産が始まったのは明治時代中期以降とされ、葛飾区北部にあたる金町・水元・新宿地区一帯は、昭和中頃まで千住ねぎの産地として全国的に有名であった。当時の千住ねぎは、軟白部分が長くて締まりも良く、煮くずれしないために、特に、すき焼きなどの鍋物に好んで使われた。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「千住ねぎ」の解説

千住ねぎ

東京都で生産されるネギ。土寄せにより白根部分を長くする根深ネギ。加熱すると甘みが出る。足立区千住の市場に多くネギが集められたことから、この名称がついた。「千寿ねぎ」の表記もある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む