千呆性侒(読み)せんがい しょうあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「千呆性侒」の解説

千呆性侒 せんがい-しょうあん

1636-1705 明(みん)(中国)の僧。
崇禎(すうてい)9年生まれ。黄檗(おうばく)宗。師の即非如一(にょいち)とともに明暦(めいれき)3年(1657)来日,長崎崇福寺(そうふくじ)にはいる。天和(てんな)の飢饉に際し,窮民に粥(かゆ)をほどこす。元禄(げんろく)9年宇治万福寺住持となる。宝永2年2月1日死去。70歳。福州府(福建省)出身。俗姓は陳。別号に曇瑞。法名は性安,道号は千獃ともかく。

千呆性侒 せんぱい-しょうあん

せんがい-しょうあん

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android