精選版 日本国語大辞典 「明暦」の意味・読み・例文・類語 めいれき【明暦】 江戸時代、後西天皇の代の年号。承応四年(一六五五)四月一三日に改元、明暦四年(一六五八)七月二三日に至って次の万治となる。出典は「漢書‐律暦志上」の「箕子言二大法九章一、而五紀明二暦法一」。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本の元号がわかる事典 「明暦」の解説 めいれき【明暦】 日本の元号(年号)。江戸時代の1655年から1658年まで、後西(ごさい)天皇の代の元号。前元号は承応(じょうおう)。次元号は万治(まんじ)。1655年(承応4)4月13日改元。後西天皇の即位にともない行われた(代始改元)。『漢書(かんじょ)』を出典とする命名。明暦年間の江戸幕府の将軍は徳川家綱(いえつな)(4代)。1654年(承応3)に後光明(ごこうみょう)天皇が崩御した際、養子の識仁(さとひと)親王(後の霊元天皇)が生後間もないため、成長するまでの中継ぎとして弟の後西天皇が即位した。1657年(明暦3)1月18日から20日にかけて、江戸時代最大とされる大火が江戸を襲い、市街の大半を焼失した(明暦の大火)。 出典 講談社日本の元号がわかる事典について 情報