千唐仁村(読み)せんとうじむら

日本歴史地名大系 「千唐仁村」の解説

千唐仁村
せんとうじむら

[現在地名]安田町千唐仁

阿賀野川右岸にあり、北は布目ぬのめ村。宝暦一一年(一七六一)三月の阿賀野川洪水で流路が変わるまでは左岸に位置した(「御巡見様御案内帳」斎藤家文書)正保国絵図に一三〇石余とあり、村上藩領。寛文一三年(一六七三)の組々村数并高付大庄屋付(大滝家文書)では下条組に属し、貞享元年(一六八四)郷村高辻帳には高二一五石一斗余とある。宝永六年(一七〇九)村明細帳(市川家文書)には高二一七石三斗余(田高五九石一斗余・畑高一五八石二斗余)、反別三一町二反余(田四町一反余・畑二七町余)とあり、そのなかに茶畑一町一反余(高八石三斗余)もあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む