千日参(読み)せんにちまいり

精選版 日本国語大辞典 「千日参」の意味・読み・例文・類語

せんにち‐まいり ‥まゐり【千日参】

〘名〙
祈願のため千日の間、毎日、神社仏閣に参詣すること。千日。千日詣
多聞院日記‐永祿九年(1566)正月二三日「愚身千日参・七月精進・七夜待以下の行をするを」
② 特に、江戸時代、一日参詣すると千日分の功徳に値するとされた特定の日。また、その日に参詣すること。江戸浅草寺では陰暦七月一〇日、京都愛宕神社では陰暦六月二四日。千日詣。四万六千日。〔日次紀事(1685)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android