千日経(読み)せんにちきょう

精選版 日本国語大辞典 「千日経」の意味・読み・例文・類語

せんにち‐きょう‥キャウ【千日経】

  1. 〘 名詞 〙 仏語千日の間、経文を読誦する法会(ほうえ)。また、その経。
    1. [初出の実例]「此頃は姫君の御母孝養のためとて〈略〉千日経(センニチキャウ)を読み給ふなり」(出典御伽草子梵天国(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android