半原かぼちゃ(読み)はんばらかぼちゃ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「半原かぼちゃ」の解説

半原かぼちゃ[果菜類]
はんばらかぼちゃ

東海地方岐阜県地域ブランド
主に瑞浪市恵那市可児市などで生産されている。昭和の初期に瑞浪市半原地区農業者が、会津早生を導入して栽培を始めた。自家採種で栽培を繰り返すうちに現在のかたちとなった。小型のかぼちゃ。粘質できめ細かい肉質は、菓子に向く。7月中旬〜8月中旬に収穫される。飛騨・美濃伝統野菜。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「半原かぼちゃ」の解説

半原かぼちゃ

岐阜県瑞浪市で生産されるカボチャ。小型の和カボチャ。重さは1kg程度、肉質はきめ細かく粘りけがある。同市の日吉町半原(はんばら)地区で昭和初期から栽培されている。会津早生が原種と言われるが不詳。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android