ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「半原」の意味・わかりやすい解説 半原はんばら 神奈川県北部,愛川町の中心地区。丹沢山地東麓,相模川の支流中津川の扇状地にある。養蚕地帯を背景とし,江戸中期には相模原市の中野とともに,川和縞の機業地として知られた。江戸時代に始められた撚糸は半原撚糸と呼ばれ,質のよいことで知られる。第2次世界大戦後は合成繊維糸も取り入れられ,撚糸,特にミシン糸の生産が多い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報