精選版 日本国語大辞典 「半晶質」の意味・読み・例文・類語 はんしょう‐しつハンシャウ‥【半晶質】 〘 名詞 〙 火山岩の組織で結晶質とガラス質が混じりあっているもの。流紋岩などにみられる。〔英和和英地学字彙(1914)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
岩石学辞典 「半晶質」の解説 半晶質 この語は一般に噴出岩で,一部結晶質一部非晶質の岩石に用いられる.ナウマン(Naumann)は結晶質の膠結物に富んだ砕屑岩にもこの語を使用した[Hatch : 1888]. 半晶質 ボネイ(Bonney)によって完晶質(holocrystalline)とガラス質(hyaline)の中間の構造をもつ岩石に用いられた[Hatch : 1888]. 半晶質 一部が結晶,一部がガラスからなるもの. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報