完晶質(読み)カンショウシツ(その他表記)holocrystalline

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「完晶質」の意味・読み・例文・類語

かんしょう‐しつクヮンシャウ‥【完晶質】

  1. 〘 名詞 〙 鉱物成分に関係なく、全体が結晶質集合からなる組織。主に火成岩についていい、ガラス質に対応する。〔英和和英地学字彙(1914)〕

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最新 地学事典 「完晶質」の解説

かんしょうしつ
完晶質

holocrystalline

岩石の結晶度を表す語。全部結晶からなりガラスを含まない。この語はH.Rosenbusch(1877)が定義する以前から使われていたらしい。岩石が斑状のとき完晶質斑状(holocrystalline-porphyritic),粒状のときは完晶質粒状(holocrystalline-granular)などと呼ぶ(H.Rosenbusch, 1882)。いずれも火成岩,特に深成半深成岩に普通の組織。

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改訂新版 世界大百科事典 「完晶質」の意味・わかりやすい解説

完晶質 (かんしょうしつ)
holocrystalline

火成岩が完全に結晶のみからなり,ガラスを含まないことを表す用語マグマが地表近くまで上昇せずに地下でゆっくり固結してしまった場合にできやすく,斑レイ岩,花コウ岩などはその例にあたる。火山岩でも結晶化進行の速い玄武岩では石基にガラスがほとんどない完晶質の岩石ができることがある。
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百科事典マイペディア 「完晶質」の意味・わかりやすい解説

完晶質【かんしょうしつ】

結晶だけからなる火成岩を形容する語。火山岩の一部,半深成岩,深成岩が完晶質。

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岩石学辞典 「完晶質」の解説

完晶質

すべて結晶でできていて,ガラスを含まない岩石.

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