デジタル大辞泉 「完晶質」の意味・読み・例文・類語 かんしょう‐しつ〔クワンシヤウ‐〕【完晶質】 岩石の結晶度を表す語。岩石全体が全部結晶で、ガラスを含まない。深成岩にみられる。→ガラス質 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「完晶質」の意味・読み・例文・類語 かんしょう‐しつクヮンシャウ‥【完晶質】 〘 名詞 〙 鉱物の成分に関係なく、全体が結晶質の集合からなる組織。主に火成岩についていい、ガラス質に対応する。〔英和和英地学字彙(1914)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「完晶質」の意味・わかりやすい解説 完晶質 (かんしょうしつ)holocrystalline 火成岩が完全に結晶のみからなり,ガラスを含まないことを表す用語。マグマが地表近くまで上昇せずに地下でゆっくり固結してしまった場合にできやすく,斑レイ岩,花コウ岩などはその例にあたる。火山岩でも結晶化の進行の速い玄武岩では石基にガラスがほとんどない完晶質の岩石ができることがある。執筆者:宇井 忠英 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「完晶質」の意味・わかりやすい解説 完晶質【かんしょうしつ】 結晶だけからなる火成岩を形容する語。火山岩の一部,半深成岩,深成岩が完晶質。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by