日本歴史地名大系 「半道村」の解説 半道村はみちむら 岐阜県:美濃市半道村[現在地名]美濃市大矢田(おやだ)大矢田村の北にある同村枝郷。天王(てんのう)山西麓の谷間に位置し、谷は北方へ開いて御手洗(みたらい)村へ続く。村名は大矢田村から山越えで半里の道程にあったことによる。元禄郷帳に大矢田村枝郷として村名がみえ、村高二三石余。尾張藩領で、「濃州徇行記」によれば、高五三石余、家数四二戸、紙漉を専業としたが、日雇漉をする者が多くなり、荒地もしだいに開墾された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by