卑称(読み)ヒショウ

デジタル大辞泉 「卑称」の意味・読み・例文・類語

ひ‐しょう【卑称】

他人、およびその動作状態をいやしめて呼ぶ表現。「てめえ」「きさま」「…しやがる」など。⇔尊称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「卑称」の意味・読み・例文・類語

ひ‐しょう【卑称】

  1. 〘 名詞 〙 卑しめる意をこめて呼ぶこと。また、その名称
    1. [初出の実例]「主婦のあなたは敬称をお使ひになって、御主人の方は卑称(ヒショウ)をお用ゐになる」(出典:続珍太郎日記(1921)〈佐々木邦〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android