日本歴史地名大系 「南古瀬間村」の解説 南古瀬間村みなみこせまむら 愛知県:豊田市高橋地区南古瀬間村[現在地名]豊田市志賀(しが)町巴(ともえ)川に架かる松平橋の西岸の山間にある。現在は国道三〇一号で挙母(ころも)と結んでいる。字大窪(おおくぼ)にある岩陰(いわかげ)遺跡は、花崗岩の巨岩が覆いかぶさった縄文から弥生時代にかけての遺跡であり、このほかに先土器時代の香久礼(かくれ)遺跡と古墳時代の香久礼第一―六号墳、楠木(くすのき)第一―四号墳がある。寛永郷帳時には成瀬伊豆守領、慶安四年(一六五一)大島(おおしま)(現東加茂郡足助町)に陣屋を置く旗本石川氏の支配となり明治維新まで続く。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by