南志見村(読み)なじみむら

日本歴史地名大系 「南志見村」の解説

南志見村
なじみむら

大屋おおや庄の内に成立した中世村。現輪島市東部、南志見川流域を中心とした一帯に比定される。「和名抄」の鳳至ふげし男心なじみ郷の郷名を継承したと思われる。建久八年(一一九七)六月九日の地頭長谷部信連禁制案(西光寺文書)に「大屋御庄南志見村」とみえ、村内の西光さいこう寺内における殺生・樹木伐採を禁じており、当時長谷部(長)氏の勢力下にあった。ただしこの史料は検討を要する。承久三年(一二二一)九月六日の能登国田数注文に「大屋庄内東保(中略)加南志見村定」とみえ、大屋庄東保に加えられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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