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 はり beam

翻訳|beam

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


はり
beam

垂直材である柱の上に水平に置き,上からの荷重を支える部材。梁のうち,建築学で家屋の棟方向にかけたもの,土木工学で橋梁に用いるものを特に桁ということがある。梁は軸に直角方向の外力を受けて,主として曲げによって荷重を支えるのが特徴で,鉛直荷重だけを支持する小梁と,通常は床や小梁にかかる荷重を受けているが,地震や台風時には柱などとともに水平力にも抵抗する大梁とがある。

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りょう
Liang

中国,南朝 (→南北朝) の一王朝 (502~557) 。南斉末,雍州刺史であった蕭衍 (しょうえん。→武帝) が梁の天監1 (502) 年斉の和帝の禅譲を受けて建てた王朝。蕭衍の治世は約 50年に近いが,その間,文運は栄え,仏教も盛んであり,対外関係も比較的平穏であった。

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デジタル大辞泉の解説

うち‐ばり【×梁】

うつばり」に同じ。
「雨の日をもらすは惜しき商ひに―広き殿作りせん」〈三十二番職人歌合

うつ‐ばり【×梁】

内張りの意。平安時代までは「うつはり」》屋根の重みを支えるための横木。はり。

はり【×梁】

構造物の上部からの荷重を支えるため、または柱をつなぐために架け渡す水平材。特に、桁(けた)に対して直角に渡されたものをさす。

やな【×梁/×簗】

川の瀬に杭(くい)などを八の字形に並べ、水をせき止めて1か所をあけ、そこに梁簀(やなす)を張って流れてくる魚を受けて捕る仕掛け。上り梁・下り梁などがある。 夏》「手に足に逆まく水や―つくる/泊雲」
[補説]「簗」は国字。

りょう〔リヤウ〕【梁】

中国の国名。
戦国時代魏(ぎ)の恵王が都を大梁(開封)に移してからのちの称。
南北朝時代南朝の一。502年、の蕭衍(しょうえん)(武帝)が斉の禅譲を受けて建国。建康(南京)を都とし、南朝の最盛期を現出したが、548年、侯景の乱以後衰退し、557年、に滅ぼされた。
後梁(こうりょう)

りょう【梁】[漢字項目]

人名用漢字] [音]リョウ(リャウ)(漢) [訓]はり うつばり やな
屋根を支えるため両側の支柱に架け渡す横木。はり。また、はりに似たもの。「梁材・梁塵(りょうじん)梁木虹梁(こうりょう)脊梁(せきりょう)柱梁棟梁鼻梁
橋脚を立てて川の両岸に架け渡した木の橋。「橋梁石梁
川をせき止めて魚を捕る装置。やな。「魚梁」
はねまわる。「跳梁
中国の王朝名。「後梁

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百科事典マイペディアの解説

梁【はり】

建造物で柱と柱を連結,上部の重さを支えるための水平な構造材で,多く柱の2倍以上の断面寸法とする。屋根を支える小屋梁,2階の床を支える二階梁,神社建築などで使用される曲がった海老虹梁(えびこうりょう)などがある。
→関連項目アーチ橋うだつ(卯建)虹梁タンパン

梁【りょう】

(1)中国,戦国時代春秋戦国時代)のの別名。大梁(開封)に都したので,この名がある。(2)中国,南朝(南北朝)の一つ。502年―557年。の末,王族の蕭衍(しょうえん)(武帝)が国を奪って即位。
→関連項目魏晋南北朝時代六朝文化

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リフォーム用語集の解説

建物の水平短径方向に架けられ、床や屋根などの荷重を柱に伝える材の事。主に曲げ応力を担い、鉛直荷重を伝えるが、地震などに際しては水平方向の荷重を支える事にもなる。梁にかけられた荷重は、柱・壁・大梁に伝えられる。梁の端部に柱があるものを大梁、柱に直接繋がっていないものを小梁とよぶ。木造・鉄骨造・SRC造と算定方法は異なる。装飾などを施して、わざと見える様にしたものを、露出梁という。

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世界大百科事典 第2版の解説

はり【梁 beam】

ビームともいう。建物,橋などにおいて,屋根,床などの荷重を支持するため,あるいは柱,壁などの鉛直部材を相互に連結補強するために水平にかけ渡される部材の総称。狭義には,構造物の短辺方向にかけ渡したものをいい,梁に交叉する方向に配置されて梁を受ける部材は桁girderと呼んで両者を区別していたが,現在では特別な場合以外,両者を区別することは少ない。木造建築においては,使用する部位,位置を冠して,小屋梁,陸梁などの呼名が用いられており,一般の建築では,材料によって鉄骨梁,鉄筋コンクリート梁などと,また力の伝達順序,規模によって大梁,小梁などと呼ばれている。

りょう【梁 Liáng】

中国,五代最初の王朝。907‐923年。後梁ともいう。建国者朱全忠は黄巣の反乱軍の中心部将。唐に下って汴州(べんしゆう)宣武軍節度使に任ぜられた。汴州という地の利によって勢力を拡大し,唐帝を洛陽に移して自己の保護下におくとともに,皇帝側近の宦官や貴族を大粛清して唐的伝統を絶ち切った。907年(開平1),帝位につき,国を大梁と号し,汴州開封府を都として,貴族政治に代わる最初の武人政権を華北に樹立した。

りょう【梁 Liáng】

中国,(南朝)の元帝の政権が西魏によって滅ぼされた後,江陵(湖北省江陵)に建てられた王朝。555‐587年。後梁とよばれる。初代天子の蕭詧(しようさつ)は梁の武帝の孫,昭明太子の第3子。西魏・北周・隋の3代にわたって北朝の傀儡(かいらい)王朝として存在し,境域もせまく,軍政長官たる江陵総管のきびしい監視のもとにおかれた。政治的にはまったく無力であったが,江南の文化を北朝に伝えるうえで一定の役割を果たした。

りょう【梁 Liáng】

中国,南朝四王朝の一つ。502‐557年。4代の天子をかぞえるが,実際は治世約50年に及び,〈みずから天下を得,みずから天下を失う〉と評せられる武帝蕭衍(しようえん)一代の王朝であったといえる。蕭衍は南斉王室の疎族。雍州刺史であったとき,南斉の東昏侯の暴政を除くべく挙兵,王朝を奪った。一流の知識人であった武帝は貴族を尊重したが,彼が尊重したのはその門地よりもむしろ教養であり,また人材発掘のために貴族の子弟を教育する国子学と寒門の子弟を教育する五館の学校制度を整えるなど,貴族制に一定の手直しを加えた施策には見るべき点があった。

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大辞林 第三版の解説

うちばり【梁】

うつばり【梁】

むねの重みを支えるために、棟と直角に柱と柱の間に渡した横木。うちばり。はり。うつはり。
[句項目]

はり【梁】

屋根や上階の床の重さを受け支えるために、柱上に渡される横木の総称。うつばり。 → けた
材軸に対して直角あるいは斜めの荷重を受け、この荷重を支点に伝える細長い水平材一般をいう。ビーム。
算盤そろばんの用語。五玉と一の玉の境に設けた横木。

りょう【梁】

中国の国名。
戦国時代の魏が紀元前362年に大梁(今の開封)に遷都して以後の国号。
南朝の一(502~557)。南斉の蕭衍しようえん(武帝)が斉の禅譲を受けて建国。都は建康(南京)。仏教が栄え、六朝文化の盛期を画したが、のち侯景の乱が起こり、陳に国を奪われた。
五代の一。 → 後梁

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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

はり【梁】

建物などの構造物で、柱などを支点として水平に渡す構造部材。建物の場合、柱の頭をつなぎ、その上の床や屋根の荷重を支える。特に、木造の日本建築では、棟(むね)と直角に渡すものをいい、棟と平行に渡す桁(けた)と区別する。

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日本の地名がわかる事典の解説

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世界大百科事典内のの言及

【桁】より

…建物,橋などにおいて,屋根,床などの荷重を柱,橋脚などの鉛直部材まで伝えたり,柱上部を拘束する目的で水平にかけわたされた部材の名称。元来は,水平部材のうち,構造物の短辺方向にかけわたしたものを梁(はり),梁に交差する方向に配置され,梁を受ける部材を桁と呼んでいた。最近では特別な場合を除き区別しないことが多いが,木造建築においては,梁と区別し,小屋梁および垂木を受ける部材を指し,用途または部位を冠して,敷桁,軒桁などと呼ばれる。…

【楣】より

…またこうした水平材と柱とを主体とする構造方式を,アーチを用いる組積造に対し,楣式構造trabeated constructionと呼ぶ。ただし横架材のうちでも,水平力をうけ持ち骨組みの一部として働くものを(はり),水平力を考慮せず垂直荷重をうけるだけのものを楣として区別することがあり,柱・梁による構造のほうはラーメン構造,そうではない単純な積み木的なものを柱・楣構造post‐lintel constructionと呼んでいる。原始的な木造の架構は,洋の東西を問わずこの柱・楣構造方式が多かった。…

【魏晋南北朝時代】より

…220年漢帝国が滅亡してから589年隋によって中国が再び統一されるまでの時代。建康(南京)に首都を置いた呉・東晋・宋・斉・梁・陳の江南6王朝を六朝というが,六朝の語でこの時代を総称する場合もある。この時代の特徴は政治権力の多元化にあり,短命な王朝が各地に興亡して複雑な政局を織りなし,はなはだしい場合には十指に余る政権が併立した(図)。…

【南朝】より

…中国,東晋王朝を継いで江南に興亡した4王朝,すなわち(420‐479),(479‐502),(502‐557),(557‐589)の総称。北朝に対する呼名。…

【武帝】より

…中国,南朝の初代皇帝。在位502‐549年。…

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