日本歴史地名大系 「南本所扇橋代地町」の解説 南本所扇橋代地町みなみほんじよおうぎばしだいちまち 東京都:江東区旧深川区地区南本所扇橋代地町[現在地名]江東区白河(しらかわ)四丁目・三好(みよし)四丁目横(よこ)川(大横川)西岸の代地町。北は北本所(きたほんじよ)代地町、西は信濃上田藩松平(藤井)家下屋敷(嘉永五年尾張屋版切絵図)。文政町方書上によると、元地は南本所石原(みなみほんじよいしわら)町(現墨田区)の内だったが、元禄一二年(一六九九)御用地となったため当地に代地が与えられた。宝永二年(一七〇五)家作が許され、正徳三年(一七一三)より町奉行・代官の両支配となった。検地は享保一七年(一七三二)に行われ見取場町並屋敷。反別八反余・高九石余、南本所町総高の内。町内間数は田舎間で東表・裏幅とも一一九間余、東西は裏行が南方二一間余・北方二〇間、二千四六八坪余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報