すべて 

南横田村(読み)みなみよこたむら

日本歴史地名大系 「南横田村」の解説

南横田村
みなみよこたむら

[現在地名]長沼町横田よこた

志茂しも村の東、川北岸の河岸段丘に立地。北隣に北横田村(現岩瀬村)があり、江戸時代の初めまで一村であった。洞山ほらやまに洞山横穴古墳群がある。未調査のため詳細は不明だが、七〇基以上あるとみられる。勾玉・直刀・鉄鏃、大型甕を含む須恵器片、人骨などが出土しており、七世紀後半の造営と推定されている。中世、二階堂氏に属した横田氏が横田城に拠った。永禄九年(一五六六)二月二〇日、田村隆顕と同盟を結んだ蘆名盛氏方が横田城を見下ろす松山まつやまの地に城を築き、「よこたをまきおとし」八月一三日には横田城に入っている(塔寺長帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

すべて 

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む