南海島(読み)なんかいとう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「南海島」の意味・わかりやすい解説

南海島
なんかいとう / ナムヘド

韓国(大韓民国)、南海岸の慶尚南道河東郡と閑麗(かんれい)水道を挟んで相対する面積300.32平方キロメートルの島。人口8万1578(1984)。本土との間に1973年、東洋でも屈指吊橋(つりばし)である南海大橋(長さ660メートル、高さ80メートル)が架設され、閑麗海上公園の名物となっている。大部分山地からなり、望雲山(786メートル)、錦山(681メートル)などがあり、山中には三十八景の名所、忠烈祠(し)、竜門寺などがある。特産物にユズがある。

[森 聖雨]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む