南長沼村(読み)みなみながぬまむら

日本歴史地名大系 「南長沼村」の解説

南長沼村
みなみながぬまむら

[現在地名]静岡市長沼一―三丁目・長沼

谷津やつ山東麓に位置し、西は柚木ゆのき村、北は安倍あべ郡北長沼村、南は曲金まがりかね村・聖一色ひじりいつしき村。村内を東海道が通り、往還南側に一里塚がある。中世長沼郷に含まれる。寛永九年(一六三二)幕府領、宝永二年(一七〇五)旗本岡野・桜井の二家の相給となったとみられ(「寛政重修諸家譜」など)幕末に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android